昭和40年代末崎にも多くの民宿が開業、その内の一軒が大和田弘樹さんのおじいさんが開いた「ごいし荘」。朝早くから夜遅くまで働くおじいさんを見て育ち、調理師の資格を取り修行しながら寿司や料理をふるまう宿を目指していた。震災ですべてが流されたが、悩みながらも宿の再建へと踏み出す。津波に耐えられる8m土台を築き建て直し、安心して海に散歩に来てほしいと願い「海さんぽ」と名付ける。現在は、良い宿を作るために様々な工夫を凝らしているがまだ2割程の完成度と言う。理想を追い続ける取組みはこれからも続きます。(2014/1/12収録)