館報まっさき 第203号(平成23年10月20日発行)

復興に向けて Part3

 末崎町復興推進委員会発足
 10月12日に行われた第6回地域公民館長会議で末崎町復興推進委員会を発足させることを決めた。
 この委員会は末崎町民の生活に関する道路・住宅などに焦点を定め、町内各団体・若人等と情報交換しながら復興に向けての計画策定するものである。
 今後、市では復興計画策定を公表し、事業実施に向けた合意形成を得ることを目的に地区ごとに説明会を開催し、事業を展開していくと思われる。この過程の中、または直に市当局へ出向き推進委員会での当町の復興策を示していく運びである。
 国の対応が滞っており先に進めないところもあるが、末崎町の将来を見据えた復興計画を期待するところである。
 委員は次の通り(敬称省略)
委員長  村上清一(末崎町復興会長)
副委員長 近藤 均(末崎地区公民館長)
常任委員 新沼眞作(内田)
     村上優司(神坂)
     鈴木軍平(平)
     細川幹雄(梅神)
     大和田東江(西舘)
     山本政美(山根)
委 員  常任委員以外の地域公民館長

産業・経済界動き出す

 サンマのシーズンに間に合わせようと懸命に準備を進めてきた冷蔵庫が操業を開始した。
 また、中野市営住宅跡地に建設中の仮設店舗も完成に近づいているなど産業・経済界においても着実に復旧・復興に向けて進んでいる。

大盛況 復興祭

 9月25日に復興祭を行った。末崎中学校体育館でのステージ部門は9時20分に開演した。はじめに行われた賛助出演の三遊亭竜楽師匠による落語では会場に大きな笑い声が鳴り響いた。次に保育園児によるこども七福神、小学生による末小ソーラン、門中虎舞い、各団体による舞踏、最後には岩手県民謡保存会大船渡支部による民謡と多彩なステージが繰り広げられ、会場は大きな歓声に包まれた。
 駐車場では、末崎中学生によるわかめ販売が行われた。わかめ430袋を2回に分けて販売したが、いずれも20分足らずで完売した。
 その他、弁当・焼きそばなどの炊き出しや大型バスへのメッセージ記載また、プロカメラマンによる写真撮影、そして表札・看板作製の書画コーナーなどの支援・ボランティア団体のブースには長蛇の列ができていた。カラオケコーナーも開設され多くの観衆を前に自慢ののどを披露していた。
 体育館に約400人分の席を用意したが、立ち見が出るほどの賑わいであった。

☆小学校校門前交差点改良に前身
 長年の懸案であった小学校校門前の交差点改良に向けて、市側では用地買収の方向で進行している。
 
☆サポートセンター建設決定
 当地に高齢者、障害者、子どもを中心とした集いの場となるサポートセンターの建設が9月30日の大船渡市議会で可決された。場所については未定。
 
☆末崎野球スポ少快挙
 学童軟式野球新人大会の県大会を制して、東北大会に進出した末崎野球スポ少は一回戦で昨年の優勝校小名浜少年野球教室に解消するなど強豪を撃破し決勝戦に進出した。決勝戦では福島の北会津フェニックスと対戦し、延長線のすえ惜しくも敗れたが東北大会準優勝の快挙を果たした。
 また、応援団には、素晴らしい応援を行ったとして開催地の米沢市から特別賞が贈られた。

滝田医院情報
 10月24日(月)より、未崎町字平林75-1にて仮毅診療所を開業する。
診療日・時間:月・火・木・金
         9:00 一 12:00
         14:00 一 17:00
       土
         9:00 一 12:00
       水・日・祝日は伏診

★小河原地域公民館新体制整う
 この度、小河原公民館では役員の選出を行い、館長に大友芳也氏が就任しました。

★拾得物
 時計を拾得してます。本体・ベルトとも青色のもので、9月25日の復興祭での落とし物と思われます。