長洞元気村語り部による被災体験談「あの日、私は」

語り部は「まさこ先生」。昔、幼稚園の保母さんをされていたそうです。長洞集落は、「上組」(標高30〜35m)と「下組」(標高7〜10m)から成り立っており、大津波で下組の28戸が流されました。まさこ先生のお宅は海を見渡せる景観のよい場所でしたが、堤防を超えた海水がぶつかってきて、強い引き波で全部持っていかれたそうです。「見晴らしの良い一番好きな場所に家を建てて、幸せに暮らしていたのに、この歳になって、また家を建てなければならなくなった」「この先、どれけあるかわからないけど、また最初からやり直しだ」という言葉に、、、。