館報まっさき 第317号(令和3年5月20日発行)

風薫る末中運動会

末崎中学校(校長蒲生正光)は、15日、五月晴れのもと運動会を開催した。新型コロナウイルス感染症予防の観点から観衆は保護者を主とし、競技も縮小し午前中のみの開催となったが、全校生徒65名は、春の暖かい陽射しを浴びながら、生徒会スローガン「Show The Spirit ~永遠不滅 燃えろ末中魂~」のもと紅白に分かれて10競技に躍動した。
 

男子・女子の徒競走はこの日とばかりに自らの力を振り絞りゴール目掛けて駆けぬいた。全校生徒による綱引きは、紅白それぞれ1勝1敗、3本目までいく熱戦であった。観ている者も思わず力が入った。何といっても末中ソーランは音楽に合わせ、一糸乱れぬ躍動感あふれる素晴らしい演舞であった。エール交換を含めた3回の応援合戦も、紅白各団長の指揮のもと体を後ろに反らし精一杯声を張り上げての応援や音楽に合わせたリズミカルな応援など色々工夫され観衆の目を惹きつけた。時間的には短かったが内容が充実しており思い出にも記憶にも残る運動会であった。
 校長先生は「運動会に向けての練習は短かったが皆さんが一つになって素晴らしい成果を出してくれた。この運動会で何か得るものがあればいいなと思っていたが、皆さんはそれぞれの役割を果たしながら頑張った。皆さんはやればできるという自信や互いに協力し合えば自分でできないことも成し遂げることができるなどそれぞれ何かを得たと思う、それをこれからの学校生活に生かしてほしい」と講評し運動会を閉じた。