館報まっさき 第266号(平成29年1月20日発行)

年頭のご挨拶  地区公民館長 

新年明けまして、おめでとうございます。
平成29年の年頭にあたり謹んで新年のご挨拶を申し上げます。日頃は地区公民館の事業にご理解とご協力を賜り心から感謝を申し上げます。
振り返ってみますと、平成28年は、住環境については、東日本大震災から5年過ぎて、ようやく多くの方々が応急仮設住宅から災害公営住宅や高台への心休まる住処に移られ新たなスタートを切りました。つぎに、地域に深く関わる水産業についてみますと、平成28年12月31日現在で大船渡市魚市場への「秋サケ」の水揚げ量は前年比23.4%減。金額も同じ9.5%減。「サンマ」については、水揚げ数量、金額とも本州1位となるも、平成27年についで不漁でありました。「アワビ」の気仙地区の漁獲量は、前年比35.5%減金額は57.9%減と大きく落ち込み、漁業者、水産加工業者等にはとても厳しい年でありました。震災の復旧復興関連事業に目を向けると、形になって現れる部分が少なかったよう思われます。工事の多くは発注側で目的・予算に基づいて設計し工事を依頼するわけですが、着工する前には、その地の測量や買収あるいは賃貸の契約等を結ばねばなりません。このような手続きの期間は、全く形に現れない。しかしこの時期こそ最も重要な期間であり辛抱強く待っていてほしいと各工事担当者は言う。確かに少々時間がかかっても、安心して暮らせる町、住みよい町にするため頑張っているので希望をもって工事の進捗状況を見守っていきたいと思います。結びに、この平成29年は、皆様にとりまして、幸多き年になりますようご祈念申し上げ新年のご挨拶といたします。