館報まっさき 第261号(平成28年8月22日発行)

避難所運営マニュアル作成説明会開催される

大船渡市(防災管理室 )は去る7月28 日、ふるさとセンターにおいて避難所運営マニュアル作成に関する末崎地区説明会を開催した。
 その内容を列挙するとつぎの通りである。
1 マニュアル作りの目的・基   本的な考え
2 災害対策本部、地区本部、避  難所の役割・関係
3 災害対策本部、地区本部、避  難所の連携
4 避難所の開設・避難所内での  役割分担
5 マニュアルの使い方
6 マニュアルの構成案
7 マニュアルイメージ
8 今後の予定
 

東日本大震災から避難所のあり方について、多くのことを学んだ。避難所は、地震、津波、風水害等大規模災害が発生した時、または発生のおそれのある時、開設される。避難所は公民館から学校の体育館、保育園、お寺、神社の社務所等市内各地域の置かれた環境や状況によって異なる。避難民も子供から高齢者まで様々な立場や帰る手段を失った旅行者など色々であり、そこでの共同生活を余儀なくされる。また避難所運営について考えると高齢者が多いのか否か、世話してくれる若者がどれほどいるのかによっても運営のあり方が違う。また、避難民がしばらくの間、共同生活の場となることから役割やルールをつくって、お互いに協力し合い助け合ってストレスがたまらないよう、よりよい運営に心がけねばならないとする内容であった。
 市では、今年度市内各地区を回り説明会を開き意見を伺って、平成29年度中に避難所運営マニュアルをまとめたいとしている