館報まっさき 第228号(平成25年11月20日発行)

・復興まちづくり懇談会
・町内に2施設建設
・文化祭 盛会に終わる
☆はつらつプレー グラウンドゴルフ大会
☆ミニ門松つくり
☆デジタル公民館まっさき支援活動
☆霞が関ナレッジスクエアからのライブ映像
◆落語寄席 ~今こそ演芸会~
 ~馬吉・駒与志二人会~
◆俊英たちによる魅力の弦楽トリオ
「居場所」ハウス感謝祭
末崎の風土散策 (17)~オシラサマについて~

復興まちづくり懇談会

 台風で延期になっていた市主催の「復興まちづくり懇談会」が、11日に碁石コミセンで開催されましました。
 末崎町2会場懇談では碁石の観光開発計画、防災集団移転住宅建設上の課題、碁石に建設中のインフォメーションセンターの活用問題、西舘城再建について、被災土地利用計画、公共交通計画の進捗状況等など多くの分野について質問・意見が述べられました。2会場とも、市の復興計画どおり進むことを期待する声が多く出たが、復興交付金対象事業の殆どが、使用目的が限定されており、予算化したと しても施工業者が不足で計画どおり進めるのが難しい現状です。
 末崎は、交通の便が悪い、商店が少ない、碁石海岸以外に観光客が楽しめる場所が無い、まち全体に活気が無いなど話されています。
 子どもから高齢者まで楽しく、安心して暮らせる末崎、活気あるまちにするにはどんなまちづくりが必要か、地域で・お茶飲み会・いろいろな組織で話題にし、また、個人で、「笑われるのではないか、そんなこと無理だろうな」と思わず何でも提言してください。
住宅の集団移転、公営住宅入居が終わり、船河原から碁石までの道路が完成した後の末崎を想像しながら考えてみてください。

町内に2施設建設

 中野地内に「地域密着型介護老人福祉施設・定員29人」と「小規模多機能型居宅介護事業所・定員25人」が建設中で、来年7月にオープンの予定になっています。
 完成すると高齢者対応の施設は他町より多く充実しますが、安心して住めるまち、お互いが支え合うまちをつくるために近隣で課題を話し合うことも大切かと思います。

文化祭 盛会に終わる

 3年ぶりに開催した町民文化祭は、創作環境が整わない状況で出展出来ない部門もありましたが震災前に優るとも劣らない作品展示・ステージ発表になりました。ご来場の皆さんは、力作・力演に元気をいただいたことと思います。
 出展・出演そしてミニコンサートで舞台部門に花を添えて頂きました濱守榮子さん、ありがとうございました。

☆はつらつプレー グラウンドゴルフ大会

 11月7日、小細浦G・G場で末崎地区公民館杯グラウンドゴルフ大会が行われた。
 結果は次のとおり。
1位 澤下日出子 58(H2)
2位 村上國治 67
3位 亀井勝美 68

☆ミニ門松つくり

日 時 12月8日(日)
    午前10時~
場 所 ふるセン 研修室
参加費 200円(材料費)
参加申込
 ふるセンに電話または直接連絡ください。
 ☎29―2955
申込〆切 12月1日(日)
※13時~17時に申込をお願いします。(月曜日休館日)

☆デジタル公民館まっさき支援活動

 11月10日、石木幹人前高田病院院長から「生きるを考える 私たちにできること」と題して、震災前・震災後の気仙地域の地域医療変遷と高齢化社会へ向けた提言をお話し頂きましたが、講演の様子をオンラインでご視聴いただけます。
 公民館のサイトは館報の最下部に記載しています。

☆霞が関ナレッジスクエアからのライブ映像

◆落語寄席 ~今こそ演芸会~
日 時 11月29日(金)
    午後7時~8時30分
出 演 古今亭 駿菊
    三遊亭 金八

~馬吉・駒与志二人会~
日 時 12月4日(水)
    午後7時~8時30分
出 演 金原亭 馬吉
    金原亭 駒与志

◆俊英たちによる魅力の弦楽トリオ
~弦楽三重奏によるゴールドベルグ変奏曲~
日 時 12月9日(月)
    午後7時~8時10分
出 演 島田 真千子(ヴァイオリン)
    大島 亮(ヴィオラ)
    奥泉 貴圭(チェロ)
※場所はいずれもふるセン 会議室

「居場所」ハウス感謝祭

日 時:11月24日(日)
    午前10時~午後3時
場 所:居場所ハウス
内 容:ひっつみ汁・オリジナル三色団子・明けがらす・焼き鳥鮭のちゃんちゃ焼き・焼そば鎌もちの実演・がんずきなどのコーナー触れ合いフリーマーケット即売・地場産品直売コーナー子ども用ゲームコーナー出前カラオケなどです。

末崎の風土散策 (17) ~オシラサマについて~

 末崎にオシラサマは15戸で54点所蔵している。オシラサマは地域の旧家などに祀られている屋内神で農業・馬・養蚕・眼病・お産・厄除け等の神とされ、東北地方に多く、呼称は県内でオシラサマ、オッシヤサマ、オシャボトケ等と呼ばれている。本体は桑、朴、桐、栗、竹等で20㎝程度の棒状に作られ、簡易に布を巻き着せたものや人形のように、立派な頭、顔を刻み、男神・女神・馬神・僧形等で体形は芯木の頭部を布で覆ったもの(包頭衣)、布の中央に穴をあけ頭を出したのも(貫頭衣)等があり、普通、男神、女神または女神、馬頭等2体1組で祀られ、神棚や仏壇等に安置されているが、個数もいろいろで7体から13体の家もあった。
 所蔵数は県立博物館調べで、平成19年6月30日現在、県内54市町村で1,251軒、気仙地区4市町で167軒、旧大船渡市16軒、陸前高田市102軒、旧三陸町34軒、住田町5軒、末崎地区は明確でなかったので次表のとおり調査をし
てみた。
(平成23年1月現在)