大船渡市「デジタル公民館まっさき」館長
大船渡市末崎地区公民館 館長
新沼真作
はじめまして、末崎地区公民館長の新沼眞作と申します。
末崎地区公民館は岩手県の南端に位置する大船渡市末崎町にあり、コミュニティセンターとしての役割を担っています。末崎町は海に囲まれ、半島には、三陸復興国立公園の中でも特に有名な景勝地碁石海岸があります。
末崎町は、人口3,653人(東日本大震災前は4,933人)の小さなまちです。
養殖わかめの発祥地でもあり、わかめの養殖に従事する人たちが比較的多いまちです。磯漁も盛んで、ウニやアワビの開口時は多くの磯船が出漁し風物詩になっています。
東日本大震災では、末崎町は死者・行方不明64人、住家の被害875棟、登録漁船数732隻のうち595隻が流失しましたが、日本全国・世界から多くの支援を頂き何とか立ち上がることができました。現在は防潮堤などハード面の防災対策の整備も完了し、津波を心配せず普段の生活ができるようになりました。あらためて厚く御礼申し上げます。
大船渡市の施策でもありますが、人口減少・少子高齢化が加速していることから、新たなまちづくりを進めるよう求められております。当地も令和7年度から末崎地区公民館から末崎まちづくり協議会という名のもとに住民主体のまちに変貌することになります。
特にも、ずっと続いていくまち、より住民一人ひとりが安心して心豊かに住み続けられるまちにしなければならないと思っておりますので、ご指導ご支援の程お願い申し上げます。
(令和6年9月20日)