館報まっさき 第310号(令和2年10月20日発行)

防犯栄誉金章を受賞

 気仙地区防犯協会連合会副会長の近藤均氏(神坂)は、このたび警察庁長官・全国防犯協会連合会会長連名表彰の防犯栄誉金章を受賞した。多年にわたり地域安全活動に尽力し、安全で安心な街づくりに貢献されたとして全国表彰となった。
東京の明治記念館(港区元赤坂)で9月24日に行われた「令和2年全国地域安全運動中央大会」で表彰を受けることになっていたがコロナウイルス感染症予防から出席せず、このたび盛岡市で開催された県犯罪のない安全で安心なまちづくり推進協議会などが主催する「安全安心まちづくり大会」において岩手県警察本部長より表彰伝達を受けた。

防犯栄誉金章は防犯功労表彰最上位のものであり、岩手県からは唯一人の受賞であった。
 近藤氏は教員時代から防犯に積極的に参加・協力してきた。子供たちを守るスクールガードのリーダーや県防犯協会連合会副会長も務めた。現在は、気仙地区防犯協会連合会副会長、大船渡市防犯協会連合会副会長を務める。83歳になるいまも毎朝、自宅近くの旧大船渡市農業協同組合末崎支店前の三叉路に立ち、登校する子供たちの安全を見守っている。
 近藤氏は、このたびの受賞にあたって「長い間、こうして防犯活動に携わってこられたのは多くの方々の支えがあったからであり感謝を申し上げたい」と話している。