館報まっさき 第299号(令和元年10月21日発行)

第66回町民運動会開催

 末崎体育協会(村上義孝会長)は、14日、震災後2回目の令和元年度第66回末崎町民運動会を開催した。
これまでにない大型の台風19号の襲来で、12日には、大船渡地方も警戒レベル4に達し、避難指示が出されたことから、運動会の開催は危ぶまれていたが、13日の朝には、風も雨も止み台風一過の秋晴れとなった。
 14日は曇り空で少し肌寒い日であったが無風、土埃も立たず、動けばうっすらと汗ばむ程度であったので、絶好の運動会日和となった。早朝から多くの人が駆けつけ、和気あいあい16競技に汗を流した。

今や末崎町民が一同に会するのは、この運動会のみである。数年ぶりに再会した人もいた。周りを見れば、懐かしくもあり、うれしくもあり、皆笑顔で競技に臨んでいた。「今日は、本当にいい一日だった。多くの友人、知人に会えたし、心地よい汗をかいた、慰労会で皆とおいしいお酒を飲みたい」と早くも次のステージに思いを馳せていた人もいた。
優勝旗を獲得したのは、2年連続となる碁石地域である。準優勝のカップを手にしたのは、これまた昨年に続き峰岸地域であった。3位は、中井地域。世帯数は少ないが、素晴らしい活躍を見せた。また、総合リレー1位は平地域、2位は峰岸地域、3位は西舘地域であった。入賞された地域の皆様、おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。