館報まっさき 第276号(平成29年11月20日発行)

進化している町民文化祭

 平成29年度末崎町民文化祭は、11月3日から5日まで、ふるさとセンターと末崎中学校体育館を会場に開催された。
 ふるさとセンターでは展示部門、末崎中学校体育館では舞台部門の発表が行われた。
 今年の展示部門に出展された作品は、700点を超え、手芸、絵画、陶芸等はじめ、どの分野も新たな作品制作に取り組み、鑑賞する人々に「すばらしいね」と言わせた秀逸した作品に仕上げ、感動を与えた。

展示数を種別毎に見ると、絵画等25点、写真19点、書82点、陶芸65点、絵手紙18点、生け花14点、観賞菊30鉢、工芸18点、手芸190点、保育園児(はり絵等)46点、小学生(書、絵画、ポスター、工作)161点、中学生(絵画)29点、平公民館だより1月~10月号。末崎町民俗誌(佐々木聖雄氏が「館報まつさき」に寄稿されたものを1冊にまとめたもの)等である。
その他、体育室には、気楽に茶道に親しんでいただきたいということで呈茶席を設け、一服いただきながら作法を学んだ。また、婦人会のバザーも好評であった。
 最終日の5日は、舞台部門の発表が行われ、出演者170名、観客も200名を超えた。幕開けの保育園児の「こども七福神、よさこいエイサー琉球王」の踊りと小学生、中学生の「ソーラン」演舞には、多くの家族が駆けつけ、ひときわ大きな拍手を送っていた。さらに大人の円熟した踊りにも熱い声援と拍手がおくられた。
今年の町民文化祭は、どの部門も自らを高めようと日々努力した成果が作品に表われ進化を感じさせる内容であった。
出展、出演賜りました方々に心から御礼申し上げますとともに開催前日の会場設営に、展示作業や説明に、さらに終了後の後片付けまで、ご協力くださいました多くの皆様に衷心より感謝を申し上げます。