財団法人から地縁団体へ (末崎町公益会)
地縁団体末崎町公益会は、財団法人末崎愛林公益会とどう違うのかとよく問われるので簡潔に説明いたします。
地縁団体末崎町公益会とは、良好な地域社会の維持及び形成に資するため、末崎町の財産の管理や所有林の育成・保育、各種団体の活動への助成等を行う団体であります。この目的は末崎愛林公益会の場合とほぼ同じです。構成員は、末崎愛林公益会の場合は末崎町に住所のある世帯の世帯主で加入手続きはありませんでしたたが、末崎町公益会は末崎町に住所がある個人で、入会すれば会員になることができます。また、町民の相当数(概ね過半数) が会員であること。総会は年一回開くこと、会員の半数以上の出席がなければ開会できないことになっていることから出席できない方には委任状の提出をお願いしているのです。財団法人末崎愛林公益会から地縁団体末崎町公益会に移行しなければならなかったのは、平成二十年の公益法人に関する法律の改正です。これまで財団法人末崎愛林公益会として、末崎町という限られたエリア内だけの(事業)活動をしてきましたがこれからは認められないことになりました。公益財団法人とするなら末崎町を越え広く公益のために尽くす活動を主たる目的とすることやその公益目的事業比率が50%を越えることなどが求められているのです。
それゆえ末崎町のために財産を管理しながら、各種団体や学校等への支援を行うには、地縁団体の方がいいという県当局の指導を受け、平成25年3月5日地縁団体末崎町公益会の設立総会を開き移行することとしたのであります。地縁団体は、地方自治法に定められた市長認可の団体です。