・まちづくりを語る会
・町内運行バス実現に向けて
☆スポーツ大会結果
◇ラージボール卓球大会
◇シャフルボード大会
☆復興イベント開催
◇やっぱり民謡~民謡人と江戸家猫八で被災地に元気を~
・入園式・入学式
☆デジタル公民館まっさき活動
☆霞が関ナレッジスクエアからのライブ映像
◇キャリア教育番組エキスパートスタジオ
・末崎の風土散策(21)
~不老長寿の神仙薬金海鼠(きんこ)について~
まちづくりを語る会
3月7日、細浦6地域連絡協議会では、市長に復興まちづくりについて要望書を提出し、市の対応について懇談してきました。
昨秋は、碁石地区からも同様に住民要望書を提出、実現をお願いしています。
復興推進委員会では、末崎町全体で、両地区の要望内容を説明していただき、中央地区を入れた町全体について、こういう施設があればいい、道路は、店は、公園はなど具体的に話し合って、『住んで楽しいまち、活気のあるまちづくり』をまとめ行政に提言し、実現するように働きかけたいと思います。
小学校の6年生全員から楽しいまちをつくりたいとの希望が届けられています。貴重な提言ですので検討させていただきます。
この語る会に多くの方の参加をお願いします。
日 時 3月27日(木)
午後6時30分~8時30分
会 場 ふるセン和室
町内運行バス実現に向けて
3月6日、地域公民館長が碁石・細浦間を運行する「町民バス」運行計画案について、市の関係者から説明を受け懇談しました。
今後、町内3地区で説明会を開き、運行計画、ダイヤ、料金などについて話し合い、できれば秋から試験運転したいということです。
前回課題になった運転手については市で契約することになり一歩前進しました。
BRTがより便利に
碁石海岸口駅開設時から市に要望していた、駐車場が設置されることになりました。
新年度予算で工事されることになり、トイレ、待合室の整備に続いて駐車場が出来ると利便性が増すことになり、JRでは多くの方の利用をお願いしたいと話しています。また、利用の機会が多い人は、乗降の際に料金支払いの手間が省けるオデカカードを購入して利用いただければと話しています。
カードは盛駅で発売しています。
お知らせ
☆スポーツ大会結果
◇ラージボール卓球大会
男女混合ダブルスで実施
敬称省略
1位 大和田三男
渡辺協子
2位 平野忠
中嶋和子
3位 後藤知夫
鎌田文子
(2月25日開催)
※ラージボール卓球は毎週火曜日、10時から12時までふるさとセンターで活動しています。お気軽に参加してください。
◇シャフルボード大会
敬称省略
1位 澤下日出子
2位 及川文也
3位 小松三男
(2月28日開催)
☆復興イベント開催
◇やっぱり民謡
~民謡人と江戸家猫八で被災地に元気を~
主 催 難民を助ける会
日 時 4月1日(火)
午後4時~5時
場 所 ふるセン和室
出 演 唄
さいとう武若
千田けい子
福本えみ
三味線
小山竜浩
笛・尺八
米谷幸太
司会・ものまね
江戸家猫八
入園式・入学式
4月2日(水)
末崎保育園
5日(土)
末崎中学校
8日(火)
末崎小学校
☆デジタル公民館まっさき活動
3月15・16日に行われた活動報告を公民館のサイトで公開します。また、期間中に行いました活動の様子や陸前高田市の長洞元気村村上誠二事務局長の講演を近日中に映像で公開します。是非ご試聴ください。
公民館のサイトは館報の最下部に記載しています。
☆霞が関ナレッジスクエアからのライブ映像
◇キャリア教育番組エキスパートスタジオ ~42歳から声楽の勉強をはじめソプラノ歌手へ~
日 時 3月25日(火)午後6時30分~8時
場 所 ふるセン会議室
出 演 塩谷(しおのや)靖子(のぶこ)
(ソプラノ歌手)
日本初全盲のコンピュータープログラマー、妻そして2児の母、声楽家。現在はエッセイストとしても活躍…
さまざまな顔を持つ塩谷さんのこれまでの歩みや思い、コンピテンシーを探ります。
末崎の風土散策(21)~不老長寿の神仙薬金海鼠(きんこ)について~
寛政10年(1798)の封内土産考(里見藤右エ門著)に、仙台藩領内に産物記述があり、金海鼠は海鼠(なまこ)に似てやや円く、裏は鶏卵に似て濃黄色である。伝えるところでは、金華山下の海底に棲んでいて海底の金が気化して金海鼠の体に入り、国内では他に無い。気仙は金窟が多く銅錫鉱は無いが金だけが多いので、金が気化していると想われると記されている。
また日本海岸動物図鑑には、日本は海鼠の種類は17種もあり、東北地方から北海道、千島列島の浅海に分布し寒冷性の海鼠は楕円形で、夜行性があり夜、海底の砂や泥を口に入れ、中に潜んでいる小生物を餌にすることと、生殖腺が黄色を帯びていることから海底の砂金の金気を吸食しているので金海鼠と呼ばれているとある。
次に文化2年(1805)には貴重で高価な金海鼠の獲れる船河原から細浦の海辺について、その水揚げに係る上納割高について大船渡村と末崎村の海境争いが起きている(大肝入吉田家古文書)。また、延享4年(1745)には金を含んだ不老長寿の珍品として乱獲し、資源の枯渇に至らしめた為か、末崎村に於ける海海鼠、海鼠漁は御留浜として禁じられている時もあった。
以上のことから岩手県、宮城県、北上川周辺は日本の代表的産金地であり古来長期間のうちに自然に融け流れて川底や、浅海に運ばれ海底に沈殿した砂金、金粉、金気が海床に溜まり、金華山から三陸海岸沿いに金の精を持った海鼠が金海鼠だと信じられ、執着心の強い殿様や高貴な方々が不老長寿の神仙薬として、明治期まで珍重してきたと考えられる。終わりに金海鼠の料理や味については今でもあまり知られていないようですが、小細浦の浅野龍夫氏(85歳)のお父さん、春蔵氏(1905~1990)が大学ノートに書き遺していたので、私が実際に試行してみました。金海鼠は固いので湯加減をみるのが難しく、手揉みで軟らかくなったら海鼠の様に切り、三杯酢で食べてみたが、結構海鼠同様に美味しかったことを覚えている。かって不老長寿の珍品として殿様方にしか食べられなかった金海鼠も、今は誰からも邪魔されず海底で大の字に不貞寝していると思われる。(聖)