修了者フォローアップ交流会を実施
日 時 2013年1月12日(土)14:30~17:00
会 場 まっさきふるさとセンター 研修室
参加者 村上正吉さん、高橋一年さん、佐々木悟さん、久保田了司さん 以上、どこ竹リーダ育成実技講座 修了者
末崎町住民親子
講 師 堀池喜一郎さん
1) 認定作業報告講評
11人の講座修了者のうちどこ竹認定講師として認定されるために必要な審査用竹とんぼ2体を製作して提出したのは12日時点で11名中4名であることが報告され、この日は4名の提出物の講評が行われた。4名のうち村上正吉さんの製作の竹とんぼは、とくに優れており、羽根先端迎角(ひねり角度)は22度‐16度だったこと。これまでの認定者うち5本の指に入る、と高く評価された。また、製作上のポイントとして、羽根先端迎角を高くすると上に上がりやすく、低いと上がりにくいため、子どもにつくらせる場合は、小学校低学年生が25度くらい、高学年生は22度くらいが適していること、10度程度だと、力のある大人には良いが、手が小さく力の弱い子どもがうまく飛ばすには難しいこと。その他、軸と羽根が垂直になること、などが指導された。
審査項目は① 送付荷姿、② 羽根寸法、③ 安全、④ 軸寸法、⑤ 羽根先端迎角、⑥ 羽根バランス、⑦ 軸付け、⑨ 飛び、⑩ その他
総評としては、4人とも完成度は高く、すぐに教室指導をはじめてよいレベル、と評価された。
2) 現地活動報告
つづいて、村上正吉さん、高橋一年さん、佐々木悟さんより12月9日(土)の講座修了以降の現地自主活動について下記のような報告が行われた。
12月18日 太田仮設住民とミニ門松のづくり。
場所:太田仮設談話室。参加者13名。
12月23日 船河原地域子ども会で竹とんぼ飛ばし教室。
参加者児童8名、教師1名、保護者2名。
1月9日 末崎学童クラブ希望の丘で竹とんぼ飛ばし教室。
参加者:児童20名。
また、今後の実施することになる製作教室に向けて、錐による羽根の穴あけ作業、ロウソクによるあぶり作業、やすりがけ作業などがしやすい、作業キットが村上正吉さんより紹介され、一同、感心した。
3) 竹工作第3弾 ウグイス笛の製作
竹とんぼ、ミニ門松に続いて竹工作の第3弾として、堀池講師よりウグイス笛の製作指導があり、4人の認定講師のほか、飛び入りで末崎町太田地域のお住まいの父娘が参加、熱心に笛づくりを楽しんだ。
次回、2月活動では開発中のネット教材を使った竹とんぼの製作技法のフォロー等を予定している。
(文 丸山 修)
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